毎年、桃またはぶどうを買いに山梨に行くのが我が家の年中行事の一つです。

2019年7月のとある日、桃の実が大きくなる季節に日照りが少ない日が続き、今年の桃は例年より糖度がやや低めだそうです。行きつけ(といっても年一回)の桃農家のお姉さんが言っていました。

確かに、試食の時点ですごい!あまーい!と大興奮とまではいきませんでした。

東洋医学の五行思想ではいろんなものを五種類に配当していて、「五果」といって果物にも配当があります。桃は「五行(木火土金水)」でいうところのの金、「五臓(肝心脾肺腎)」でいうところの肺と関係がある配当になっています。

東洋医学的考え方の「肺」にウィークポイントがある人が食べると養生的に良かったり、肺の状態が亢進しているような場合には逆に控えた方がよかったりします。守り神にも祟り神にもなる存在?みたいな感じでしょうか。

そういえば、「五畜(鶏羊牛馬豚)」という肉の配当もあって、桃同様に金に相当するのは馬。山梨名物の馬刺しも必ず食べて帰って来ます。方角もウチからは西で、これも「五方(東南中央西北)」の金に相当する!

山梨で、桃食べて、馬肉食べてって、肺を養う旅行なのかもしれません。

薬膳的には…
【桃】性味:温 / 五味:甘、酸 / 帰経:肝、脾、肺、大腸
血行促進効果があります。
→ 冷え症の方、生理痛、生理不順、便秘などにおすすめです
→ 特に疾患がないのに子宮出血がある人は注意

栄養的には…
桃の仲間のネクタリンや黄桃の缶詰などの実が黄色い桃には、クリプトキサンチンが多く含まれています。
クリプトキサンチンは強い抗酸化作用があり、不妊治療の病院で卵子の質向上目的に処方されることもある栄養素です。