消化を助けるツボ【足三里 あしさんり】

松尾芭蕉が奥の細道を歩いていた時に、毎日お灸を据えていたというツボです。
胃経という経絡に属し、消化の働きを助けることで有名なツボで、足三里にお灸を据えたり鍼を打つとお腹がぐるぐる鳴ることがあります。
お腹から遠い足へのツボ刺激で消化器が動きだすのは、体表から内臓への反射で自律神経の働きによるものです。
足三里の効能
どちらかといえば体質的には弱めの方で以下のような症状がある方は、養生のため夜の習慣に、足三里にお灸や指圧をしてみてはいかがでしょう。
消化能力を高め、症状を和らげることが期待できます。
- 消化能力を高めたい
- 胃が弱い
- 食べてもエネルギーを補給できてる気がしない
- お通じが軟らかめ
- おなかの中で胃に溜まった水がぽちゃぽちゃ音がする
- 足の疲れ・むくみがある
ご自分に合っているか判断できかねる方は、お近くの鍼灸師にご相談してみてください!
足三里の位置
膝を軽く曲げて、膝の外側のお皿の下の凹みから、指4本下にある凹みです。
