乗り物酔いの定番ツボ【内関 ないかん】

手首の内側にある、乗り物酔いの吐き気によく使われるツボです。

このツボに鍼をすると心拍数が落ちるということを、鍼灸学校時代にクラス全員で確認する授業がありました。

心拍数が落ちるというのは、自律神経のなかでも交感神経の興奮が落ち着くことを意味し、身体のリラックスにつながります。

内関の効能

ツボ押しや、ツボシールを貼るとよいです。

  • リラックス効果
  • 乗り物酔いの緩和
  • 吐き気の緩和
  • つわりの緩和

ご自分に合っているか判断できかねる方・ツボシールをご希望の方は、お近くの鍼灸師にご相談してみてください。

内関の位置

内手首の線から指3本分上、腕の真ん中に取ります(腱と腱の間の凹みがわかればそこです)。

taakko

北海道出身、アラフィフ鍼灸師。会社員生活を経て、40代で鍼灸師に転身しました。東京都千代田区の九段下、吉祥寺、練馬区などにて活動しています。 経絡治療という心身にやさしい日本鍼灸をベースに、14歳から92歳まで幅広い方を、食べる、眠る、動くことをスムースにできるようサポートをさせていただいてます。 ホランド理論の職業興味検査では現実的タイプ・研究的タイプ。好きなツボは三陰交、好きなヨガポーズはしかばねのポーズです!