舌だって筋肉だ【舌を動かす運動】

あまり普段気に留めないかもしれませんが、舌は筋肉です。また、舌を動かすために細かいたくさんの筋肉が動員されています。
身体の他の筋肉同様、舌の筋肉も加齢によって衰えてきます。
自主的に舌を動かす運動の仕方を記します。
舌回し運動のやり方
1. 背筋を伸ばし、頭のてっぺんから吊られているようなイメージで、姿勢を整えます。
2. 歯茎の外側をできるかぎり大きく舌でなぞりながら回します。
3. 歯茎の左上→上中央→右上→右下→下中央→左下→左上…、とゆっくり一周です。これを片側20周し、反対回りも20周。
ポイントは、頭、顔、あごの位置や、表情を動かさないよう気をつけながら、舌だけをゆっくり大きく動かすことです。
やり始めはかなり痛いと思います。無理しすぎないようにしながらも、少し疲れる位が効果的です。
ベロ出し運動のやり方
1. 背筋を伸ばし、頭のてっぺんから吊られているようなイメージで、姿勢を整えます。
2. 息を吐きながら舌を尖らせて正面に突き出します。ゆっくり息を吐き終わったら舌を戻して、繰り返します。

見込まれる効果
舌からのどにかけての筋肉を動かすことで見込まれる効果は、例えば以下のようなものがあります。
- 唾液腺が刺激されることにより、口内が潤う
- リンパの流れが良くなり、あご回りのむくみが軽減
- いびきの軽減