2023年、立春です。春の養生

2023年は2/4から2/18までが立春です。春が立ち上がる日です。

正確に立ち上がる日時は2/4 02:42だそうで、日本ではそこから9時間後の日を立春としているそうです。

立春 – Wikipedia

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%AB%8B%E6%98%A5

気が上に外に向いて気力がみなぎりはじめ、活動的になりはじめている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

気力がでてきて何か新しいことを始める方もいらっしゃると思います。規則正しい生活の基盤をしっかりつくって体力・気力を充実させ、その気持ちを大切に育てていく時期です。

春は深く眠っていた生命が芽吹き始めるときで活動的なエネルギーが旺盛になってきますが、樹木にはまだ芽だけで枝葉がないときです。しっかり育ち始めるまである程度守ってあげる必要があります。

春の食養生

「肝」に効果があらわれるといわれる、春に向けて出回る食材をリストアップしてみます。なにごとも過ぎたるは及ばずがごとし、旬の食材を適度に楽しんで食べましょう。

[平]キャベツ、春菊、ブロッコリー、カブ、しいたけ、ほたて

暑がり、高血圧な人にむいている
[寒]はまぐり、あさり、わかめ
[涼]菜の花、セロリ、せり、いちご

寒がり、冷え症の人にむいている
[温]ミツバ、ニラ、うど

運動

東洋医学で春は身体の組織で「筋」と関係が深い季節です。

こもって過ごしていた冬から外に出始める季節に移り変わるにあたり、寒くて縮こまっていた筋肉をしっかりと伸ばしてあげましょう。身体をストレッチすると気持ちがいいですよ。

簡単なストレッチをいくつか紹介しているのでご参考までに。

ストレッチ

服装

春は、植物の芽を育てるように、わたしたちも心も身体ものびのびとして過ごすのが、自然にかなった過ごし方です。

身体がのびのびとして動きやすい格好が適している時期です。ぴっちりしたガードルや補正下着などは筋肉や内臓を圧迫しスムースな血流を阻みます。

だんだん暖かくなってきますが気候が変わりやすいですので、早すぎる時期に薄着にならず暖かい格好で身体を保護しましょう。春物の日は重ね着で体温調節できるようにするのがいいですね。

taakko

北海道出身、アラフィフ鍼灸師。会社員生活を経て、40代で鍼灸師に転身しました。東京都千代田区の九段下、吉祥寺、練馬区などにて活動しています。 経絡治療という心身にやさしい日本鍼灸をベースに、14歳から92歳まで幅広い方を、食べる、眠る、動くことをスムースにできるようサポートをさせていただいてます。 ホランド理論の職業興味検査では現実的タイプ・研究的タイプ。好きなツボは三陰交、好きなヨガポーズはしかばねのポーズです!