2021年、立冬です。冬の養生

 本日は2021年の冬が始まる日。

 2021年は、11/7が立冬です。冬の始まりと言われて、ああなるほどと思うような気候になりつつあります。激しく暑かった夏の後、さーっとひいたように肌寒くなり、冬の気配が感じられるようになってきました。

 来たる冬の養生について書きます。

冬の食養生

「腎」に効果があらわれるといわれる、冬にかけて出回る食材をリストアップしてみます。なにごとも過ぎたるは及ばずがごとし、旬の食材を適度に楽しんで食べましょう。

[平]黒豆、冬キャベツ、カリフラワー、かぶ、さつまいも、やまいも、ぎんなん、たら、ほたて、かき

暑がり、高血圧な人にむいている
[寒]キウイフルーツ、かに、くらげ、わかめ
[涼]鴨肉

寒がり、冷え症の人にむいている
[温]黒米、ニラ、くるみ、さば、えび、いか

通年出回る体を温める性質がつよい食べ物
[熱]シナモン、花椒、羊肉

冬に気になりがちな症状

風邪
 風邪をひきそうだな、という予感は「微熱がありそう」「肩や背中が張りが強いなー」などではないですか?
熱が出る前なら葛根湯を飲んで、肩の上・背中(左右の肩先を結ぶ線の真ん中あたり)にタオルをあてて、ドライヤーの熱風をあててあげると肩の張りが楽になります。

 風邪のひき始めに鍼灸治療を受けて巡りがよくなることで、そのまま回復に向かう人もいれば、風邪の勢いが停滞せずにそのまま風邪に進んでしまう方もいると思います。その場合でも、ぐずぐずと長引かずにすっきりと治ります。

服装

 足をしっかりと温めることで、寒さの感じ方がかなり違います。
 若くて冷え性、とおっしゃる方をみることがありますが、靴が夏用のスニーカーだったり、素足だったりする方もいます。

 こういう場合、お灸をするよりも先に衣服で調整です。

 おすすめの足温めは、足首をカバーするショートブーツタイプの靴、ウールの靴下です。

 足首はひざ下と足を繋ぐ部分で、重要なツボがたくさんあります。ショートブーツはその部分を覆い隠し外気の寒さから守ってくれます。足首を保護し足先まで気血を届けましょう。

 足冷えには自宅灸がおすすめです。自宅灸のやり方は以下を参照してください。

ツボは、太渓、失眠、湧泉、三陰交などがおすすめです。

運動

 冬は収穫した種を蔵に保管して春の種まきを待つ季節です。体力を発散するよりは、温存するのが合う季節。

 汗をあまりかきすぎない程度に体を動かすのがよいでしょう。

taakko

北海道出身、アラフィフ鍼灸師。会社員生活を経て、40代で鍼灸師に転身しました。東京都千代田区の九段下、吉祥寺、練馬区などにて活動しています。 経絡治療という心身にやさしい日本鍼灸をベースに、14歳から92歳まで幅広い方を、食べる、眠る、動くことをスムースにできるようサポートをさせていただいてます。 ホランド理論の職業興味検査では現実的タイプ・研究的タイプ。好きなツボは三陰交、好きなヨガポーズはしかばねのポーズです!