九段下駅近く、皇居のお濠・牛ヶ淵の蓮を見る

7月、皇居のお濠の水面がわさわさと緑鮮やです。蓮の葉っぱです。
蓮は朝に咲く花、ということで、ここ最近、出勤前によく蓮を見ています。
皇居を廻るお濠には、細かく名前がついている
皇居をぐるっと囲むお濠には、田安門に向かう橋を界にして部分部分にそれぞれ名前が付いています。
その昔、爆風スランプの「大きなたまねぎの下で」では、
九段下の駅へ向かう人の波
大きな玉ねぎの下で – Uta-Net
僕は一人 涙を浮かべて
千鳥ヶ淵 月の水面 振り向けば
澄んだ空に光る玉ねぎ
このように歌われていて、九段下近辺はすべて千鳥ヶ淵だと思い込んでいましたが、九段下駅に近い方のお濠は「牛ヶ淵」という別の名前が付いていました。
九段下駅から武道館を訪れる際に渡る田安門に向かう橋より手前は牛ヶ淵、橋より向こうが千鳥ヶ淵です。

確かに牛ヶ淵なら、今の季節は蓮の葉だらけで、月の水面にはならないな、と思ったのでした。

蓮の花咲く牛ヶ淵を見る
牛ヶ淵に生息する蓮は、「皇居和蓮(こうきょわばす)」という名前だそう。

九段下駅から一番近い、田安門へ向かう道から見る
7月上旬、九段下駅から田安門へ向かう道から見える、牛ヶ淵の風景です。

見ている道路の手前側までわさわさと蓮の葉が水面を埋めています。
5月くらいに見た時には手前側の水面が見えていて、蓮の花は清水門方面の向こう側(写真では奥の方)にだけ存在していました。
日にちの経過とともに、こちら側にも葉が埋め尽くしてきました。
田安門に向かう橋を境に向こう側の千鳥ヶ淵の水面は静かなものでした。
