過去のワークショップ「布ナプと自宅灸」の記録

遡ること2年ほど前、中銀カプセルタワービルにてワークショップを開催しました。
中銀カプセルタワービルとは、黒川紀章が設計し、1972年(昭和47年)竣工された、世界で初めて実用化されたカプセル型のマンションです。
とても特徴的な見た目で、一目見ようと海外からの観光客がやってくる建築物です。
中銀カプセルタワービル − Wikipedia https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%AD%E9%8A%80%E3%82%AB%E3%83%97%E3%82%BB%E3%83%AB%E3%82%BF%E3%83%AF%E3%83%BC%E3%83%93%E3%83%AB
この中にシェアオフィスとして運営されている部屋があり、そのプロジェクトに一員として参加させていただいています。

中銀カプセルタワービルB908、A606プロジェクト(シェアオフィス) http://ishimaruakiko.com/archives/works/nakagincapsule-share
その部屋で布ナプキンを作る+自宅でのお灸の仕方を伝える、というワークショップをしたことがあり、その時の記録を再掲しておきます。
部屋に到着
部屋に到着すると、参加者一同、日常との異空間に興味津々です。
一通り写真撮影など。参加者の中にはこの建物のことを知っていて、来てみたい場所だったという方もいらっしゃいました。
参加者が揃いテーブルについたら、まずは自己紹介です。主催者側の2人の紹介のあと、参加者もそれぞれ自己紹介します。

布ナプ作成
その後、布ナプの説明です。
生理中以外にも使えること、素材について、などなど、布ナプにまつわるさまざまなことの説明がありました。

一通り説明が終わると、布選定。
おもて面とウラ面の布のそれぞれの特徴をきいて、布を選びます。
柄は明るい色のものばかり!!


すごく几帳面にきれいに縫われる方、縫い目が大きい方、個性が表れます。

縫い物をすることで、ハッと気がつくと集中して無になっている!
最初はカニを食べるとき並みに集中しがちでしたが、途中からそれぞれの縫い目や進捗などについて、おしゃべりが出始めました。

Sutenainet
主催者の二人のつながりはヨガインストラクターコースで一緒だったことがきっかけなのですが、その同じコースで一緒だった内藤さんから、食器洗いスポンジの代わりに使える「Sutenainet」の試供品を今回特別にご提供いただきました。
Sutenainet
https://www.sutenainet.tokyo/

自宅灸
布ナプキンを縫い終わった後には、お灸の説明です。
この部屋では火気厳禁であるため、テレビの画面でムービーを流しながらお灸の仕方やコツを説明します。
おうちでお灸ができるようにツボに点を付けて、そのツボの見つけ方をお教えします。

この場でのお灸の体験は、電気温灸機で行いました。
部屋の雰囲気とマッチした温灸機にみなさん興味津々です。

最初は全員低温でスタート。
温かさをすぐ感じる人、温度を相当高くしないと感じない人、温灸機をあてている場所に温かさを感じないけど足先は温まる人、様々な反応があります。
人の身体はそれぞれ違いますね。

おつかれさまでした
温灸機体験をしている間に、布ナプ先生がスナップ付けを行っていて、完成です。
お土産として自作布ナプと、お灸、Sutenainet をお持ち帰りいただきました。
