ぎっくり腰の治療

ぎっくり腰(急性腰痛)を繰り返す方、いらっしゃいます。

長時間の座り仕事が多い方が、重いものを持ち上げる・子どもを抱っこする・落ちているものを拾う・体をねじるなどの動作をきっかけに発症することが多いようです。

その解剖学的原因は80%以上が特定できていないと言われています。

こちらでのはりきゅう治療では、腰部の筋肉の硬くなった部分にひっぱられて、その周りが炎症になってしまうと考えて治療を行なっています。

緊張している筋肉をゆるめ患部の血液循環の改善を行い、そのほかの筋肉の繋がりも確認し、直後から少し経過している場合には痛い腰をかばうことで二次災害的にダメージを受けているところがないかも確認します。

それに加えて、脈やお腹の状態を診たりして東洋医学的な視点でその方の体質に基づく本質の治療も加えます。

また、ぎっくり腰は、運動不足やストレスなども関わりがあることがわかってきています。ストレスが強い患者さんには、ストレスに対応する治療を加えます。

基本的に鍼でゆるめていきますが、状況によりお灸や鍉鍼(ていしん)という刺さない鍼を使用します。

ある程度改善したら、再発防止のためのリハビリ体操をお伝えしています。

治療例

30代男性、いままで数回のぎっくり腰経験あり。半月ほど前に直近のぎっくり腰になり病院へ通院するも、その後に痛みがとれずコルセットをしたままの生活を送られていました。

1回目の鍼灸治療により、帰るときにはコルセットをするのを忘れられるほどの改善をみました。

腰痛の根のような部分はまだ残っており痛みの再発が考えられるため、その後2週間に1回のペースで2回治療を受けられることで、直近のぎっくり腰に関する腰痛は良くなりました。

ただ、慢性的に腰がだるい・重たい状態があるため、メンテナンスのために月1度のペースで治療を受けられ、ときたま出ていた腰の症状も月に1回も出なくなりました。